静謐

昨日から実家にいます。
今日はあちこち経過報告を兼ねて顔を見せに。
そうそう、病院にも行って、はっきりした。をのこでした。まあ。

夜、友人宅で紅茶を飲んでおしゃべり。
普段あまり喋らないので、もう、喉が痛い。
20年来の付き合い、どうもありがとう。

(でも、彼女らのだれひとりここを見ていないことも知ってる)
TwitterFacebookもやってない。mixiはやってるみたいだけど私が見てない。それなのに変わらないくらい、積み重なってることに感謝)
(そこにフォーカスすると、普段のいろいろが薄くなって、そしてそれはとても虚ろにさみしくなる。そこにも同じものがあるはずなのだけど)
(…ときにここから脱したくもあったのにね)

友人たちも大人になる。
結婚したり、子を産んだり。
実家も建て替えたし、近所の家並みも少しずつ変わる。
親も年を取る。
それでもここに帰ると、3歳の自分も10歳の自分も18歳の自分も同時にある。
タイムトラベルにキリがない。

夜は静かだ。
ときどき、遠くの国道を走る車の音がここまで響く。
星がたくさん見えるほどの田舎じゃない。
だけど、何もかも、ひっそり寝静まってる。
やけにセンチメント。
実家の夜のテンションは思春期みたい。

おやすみ世界。
明日は東京に帰ります。