私を追わない

なんだかんだでいつの間にやら臨月です。
こんなに毎日を薄く過ごす日々は、後にも先にもないかもしれないな、とふと思う。
何もしていない、という意味の薄さと、何も考えていない、という意味の薄さと、両方。
だって、実家に帰ってきてから、同じようなことしか書いていない気がするもの。

3週間経つ。
が、3週間分の重さを全く感じない。
積み重なっているものは、とっても軽い。
来たるべき日を待っている、それだけの毎日?

私の実体、どこにいるんだろう。
ああ、そんな思考はどうだっていいのかもなあ。
どこかに留まっているようにも思う。
霧散しているようにも思う。
時間が過ぎていると思えないのは、楽ではないな。
先を見ているのか、待っているものが近付いているのか、自分に言い聞かせないと忘れてしまいそう。

悲観していないし、浮かれてもいない。
過ぎるだけの日々は、私を追わない。

空白は、いやだな。
変わるなら早く、変わってしまいたい。