軽くない荷物

ザブ太郎を迎える準備として、部屋を再構築している。

この部屋は狭いので、食器棚はカラーボックスだし(それまで使っていたものは引っ越すときに処分してしまった。アンティークで水色のかわいいキャビネットだった)、テレビ台はトシコ氏が20年くらい前に買って扉も棚も紛失してるものだし、もろもろ、家具の充実してなさはひとり暮らしの部屋に毛が生えたようなものだ。

そういうわけでとにかくゴチャゴチャしがちで、子を迎えるに適した環境ではないなーとおもったので、ようやく、生活環境というものを改めようと思ったのである。
とりあえず、もう使ってないスキャナ、プリンタ、テーブル(狭くて置き場がなくなって、でももったいなくて処分できずにいたもの)、椅子(これも同様)、それから新調する予定のテレビ台とキャビネット代わりのカラーボックス、等。
市に粗大ゴミの申請をして、やっと捨てた。

これから、テレビ台が来る。食器棚も来る。もういっこ棚も買う。
軽くない荷物が増えていく。借りぐらしはもうお終いか。

変わるのだなあ。
ひとりで生きる以外何にも向いてないと思っていた自分が、誰かと一緒に誰かを迎えようとしている。
今が1mmも変わらなくていいから早く終わって欲しいと思っていた自分が、何年も先におとずれる変化を楽しみにしている。

おもしろいわ。
何があるわけ?この先に。